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北本市本町の歯医者、関根歯科医院 |ブログ

当院はお子様に向けてオリジナルイベントを開催しております。

親知らずについて その2

こんにちは!
関根歯科医院 歯科医師の中村紘彰です。

先月に引き続き、親知らずの抜歯のお話になります!
今回は抜歯の方法、抜歯後の注意点に関してお話ししていきます⚠️

〈親知らずの抜歯の方法〉
親知らずの抜歯の難易度は生え方によって難易度が大きく変わります。

まっすぐ生えていれば、そのまま鉗子と呼ばれるペンチのような道具を使い、歯を歯槽骨から脱臼させ抜きます。

歯茎から少し見えている場合や横向きに生えている場合は、まず歯茎を切開し、周囲の骨を削ります。
歯の頭の部分と根の部分を分割し、順に抜去していきます。

歯茎の切開が必要な場合は、止血し縫合をします。

縫合をした後は、抜歯をしてから約1週間から2週間後くらいで、その糸を取り除く抜糸が必要になります。

当院で親知らずの抜歯をする際、切開縫合するかどうか気になる方は、お気軽に担当歯科医師に相談してください!

〈親知らずの抜歯後の注意事項〉
親知らずの抜歯後は以下の点に注意して生活しましょう。
・過度なうがい(血の塊がとれ、血が止まりにくくなる可能性があるため)
・長時間の運動、入浴、飲酒(血流が良くなり、血が止まりにくくなるため)
・喫煙(傷口の治りを遅くするため)
・麻酔が効いた状態での飲食(頬、唇を誤って噛んだり、温度感覚がなくなったり、火傷等に気づかないため)
・処方薬を指示通りに内服する(術後疼痛、術後感染の原因となるため)

今回は2回に続けて、親知らずの抜歯に関してご紹介させて頂きました。
親知らずでお困りの方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度ご相談だけでも構いませんので、当院へご来院ください!

参考:野間弘廉 金子譲(1991)『カラーアトラス 抜歯の臨床』医師薬出版株式会社 


歯科医師 中村紘彰